ダウンロードした動画ファイルなどに.webmなど馴染みの無い拡張子が付いていて、ダブルクリックすると「このファイルを開く方法を選んでください。」と言われてしまう。しかも開けるソフトが表示されていない。そんな経験があるかと思います。
こんなときは拡張子をキーワードにして検索して、変換ソフトを手に入れたりしますが、それが「怪しげなソフト」だったら、広告に悩まされたり、ウイルスに感染したりと悲惨な事になるかも。
そこで今回はノーリスクで動画ファイルを見えるように出来るかも知れない小技を紹介します。
すごく簡単、変換ソフトは使いません。だから安全で無料という訳ですね。
それは・・・『とりあえず拡張子を書き換えてみる』という単純な方法。
拡張子を変更するだけなので、うまくいかなかったとしても拡張子を元のように書き直せば良いだけです。(心配な方は元ファイルをコピーしてから試してください。)
この方法は、コーデック(符号変換用のデータみたいなもの)は入っているのに、アプリケーションと拡張子との対応が取れていないため再生できないときに有効です。
コーデックは市販の閲覧ソフトを入れたことがあると残っている場合があります。
以前は見えていたのに、ナゼか再生できなくなった時とか、フリーソフトを漁る前にちょっと試してみましょう。Windowsの設定画面からアプリと拡張子の紐付けをしても良いのですが、ダメだったとき戻すのが面倒だったり。(^^ゞ
音声だけ出て画像が出ない場合は、たぶん画像形式に対応したコーデックが入ってないので、フリーウェアのコーデック集を入れてみてください。
例えば、K-Lite Codec Pack とか。(私はコレ使ってます)
K-Lite Codec Pack をインストールしてから、同梱されている Media Player Classic を使えば拡張子が .vro のファイルでもそのまま再生できます。
vro はDVDビデオの形式ですが、プロテクトやコピーガードが効いている物はダメです。
webm はウェブからのダウンロード用として最近増えてきている形式です。今回はブラウザの表示をキャプチャする Chrome の機能拡張である screencastify の無料版で書き出したファイルで試しました。
動画ファイルの形式は拡張子だけで決まる訳ではないので、うまく行かない場合もあると思いますが、簡単だしダメ元でやってみても良いかと。
動画関係のフリーソフトには危険なのが結構あるので要注意です。
心配な方は市販ソフトの使用を。